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【ザ】時を止めるとどうなる?【ワールド】(雪松)

この記事は約2分7秒で読めます

お久しぶりです、雪松です。
「時間を止める」能力、ファンタジーの定番といってもいい能力ですよね。
なので(?)、空想科学読本しかり、ちょっと科学的に考察してみることにしました。

前提
①能力使用者は、時間停止中に自由に行動できる
②その際、自身以外の物体・物質に対して、只の静止物として干渉できる。

①はよくありますよね。そもそも動けなきゃ意味ないですし。
②ですが、例えば能力使用者(以下、使用者)が動いた場合、周りの空気は押しのけられて動きますよね。
その時、動かされた以上には動かない。つまり、慣性が働かない、ということです。

では、この前提で考察していきます。

まず、使用者が時間停止中に指先を直線的に少し動かしたとします。
この時、移動した距離を L とします。

さて、ここで時間停止を解除するとどうなるでしょうか?

停止していた側からすれば、使用者の指先が0秒間でL動いたことになります。
ポルナレフから見たDIOみたいなもんです。

この時に押しのけられた空気中の分子Mも同様に、0秒間に L 動いたことになりますよね?

ここでのMに注目すると、
    速度 v は L/s(sは時間単位 秒)
sは0なので、
v = lim<s→0>L/s = ∞
と置けます。

加速度 a は (v2 – v1)/s で、
v2 = ∞
v1 = 0
なので、
a = ∞
と置けます。
※数学的に、∞/0 は実数の定義から外れる気がしますが、まぁ∞でいいでしょう。

次に、分子Mが他の空気中の分子mに衝突した場合を考えます。
ここで、分子同士の衝突を非弾性衝突と仮定すると、空間がいずれ絶対零度になってしまうので不合理であると考えます。
よって、分子同士の衝突は弾性衝突です。

二つの物質の弾性衝突でどちらかの最も速度が低い場合は、互いに真反対に進み、速さが元の相対速度の1/2の絶対値ときですので、
v = ∞ であることから、M、mともに
vM = ∞
vm = ∞
であるといえます。

ここから、衝突した全ての分子・原子の速度が∞になると考えられますので、これらの平均速度V
V = ∞
であるといえます。

ここで、熱力学方程式を考えます。
分子の速度を用いた熱力学方程式は、
RT = (Nmv^2)/3
です。※本当はこれを求めるためにいろいろ途中式があるのですが、ここでは割愛

このうちで、R,N,mは定数で、Tは絶対温度。分子の平均速度 v は今回だと先ほどの V になります。

すなわち、
T = {(Nm)/3R}v^2
v=Vより、
T = ∞
であるといえます。

T、即ち絶対温度が∞であるということは、あらゆる物体・物質の沸点を越えているということです。

ここで、分子の速さは常に∞ですので、この式は空間上で無限大に広がっていくと考えられます。

つまりどうなるかといえば、海は蒸発し、大地も蒸発し、マントルも蒸発し、地球の核も蒸発します

さらに宇宙空間においても、飛び出した分子は真空空間を突き進み、いずれ他の分子に衝突します。
そして地球上と同じことが起こります。

即ち、宇宙中の物体が、全て気体になります

※ちなみに高校物理の範囲での計算ですので、宇宙線や光熱、ブラックホールやワームホールは考慮できていません。

ここまでを簡潔に纏めると、

『結論:時間を止めると世界が滅びる』

ということですね(笑)

※核融合も非考慮ですが、これはどっちにしろ滅びるだろうと思います

それでは

ザ・ワールド!時よ止まれ!!

(RKTY’s 雪松)

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